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健康情報ブログ 2022年度( 壬寅 )冬

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地球をとりまく気の始まり

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

1月20日から大寒に入りました。
最近は雪が降らず、春のような暖かい日( 15℃ )がありましたね。
暖かい日はありがたいのですが、一つ先の季節の気候がくると、体が対応できず、病気になりやすいので注意ですね。

 

また、1月17日からは冬の土用に入っています。
冬の土用は立春前の18日間です。
季節の変わり目。
最もその季節らしい時とも言えます。

 

季節の変わり目によく風邪をひく人、調子を崩す人はこの時期に症状が出やすいです。

 

季節の変化に体がついていかない。

体力が消耗している。
回復が間に合っていない。
生活習慣などで両方狂っているなどの原因が考えられます。

 

大寒からは地球をとりまく気(五運と六気)がスタートします

五運は天体の地球への影響で、体の内、地上に関係する。
六気は太陽の光の大気への影響で、体の外、気象に関係する。
( 古代中国の医学書 『 素問入式運気論奥諺解 』 参考 )

 

簡単にいうと
「 大寒から新しい気が動き出したから、乗り遅れないようにね! 」
ということです。

 

立春からは天地人そろって本格的に季節が動き始めますから、栄養をとりこみやすい土用のうちに、しっかり体調をととのえておきましょう。

 

 

 

 

やる気の始まり

 

 

あけましておめでとうございます!
しばた鍼灸院の柴田です。

 

1月6日から小寒に入りました。
年末から寒い日は多いですが、雪が積もるということがほとんどありませんでした。
除雪せず、楽に過ごせるのはありがたいですね。

 

やる気の始まり

今年の1月6日は冬至に一番近い甲子の日なので、九星陽遁始めになります。
この日から体内の気は少しずつ旺盛になっていきます。
( 古代中国の医学書『黄帝八十一難経』参考 )

 

陽気が少しずつ旺盛になっていく。
夏に向けて生長する性質が少しずつ強くなるということです。

 

今、あなたは何かしたくなっていますか?
疲れてぐったりしていませんか?
動くよりもずっと休んでいたいと思っていませんか?

 

自分の今の状態を一度振り返ってみてください。

 

体内の気は動き始めています。
疲れが溜まっていて、やる気スイッチが入らない人は、睡眠・食事でエネルギーを補充して立春からの本格的なスタートに備えましょう。

 

 

今月は癸丑。

 

太陰湿土司天、火運不及、太陽寒水在。

 

火が弱いのに乗じて、水が寒気をほしいままにすると、土が同程度の強さで雨(湿)をおこないます。

 

寒と湿にあてられると、腹がつまったり、むくみ、手足がひきつるといった症状になりやすいので、暖かくして過ごしましょう。

 

 

 

 

物事は準備が大切!

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

12月22日から冬至に入りました。
今週は強い寒気が来て、雪が30cmくらい積もりました。
除雪や車の運転は大変ですが、普段見ている景色が白一色になると「 冬が来たな 」と感じ、少しワクワクします。

 

冬至は太陽が出ている時間が一番短い時です。
夏至から減少してきた陽気が、冬至からは増加していくことになります。
簡単に言うと、冬至から夏至は0時〜12時の活動しやすい時間で、夏至から冬至は12時〜24時の休息しやすい時間になります。

 

まだ冬( 0時 )なので春( 6時 )まで休んでいても良いですが、予定を立てたり、準備を始めたりすると、スムーズに物事が進むようになりますね。

 

物事は準備が大切!

学校や会社、旅行や買い物などでも、事前に予定や準備をしておくとスムーズに物事が進みます。
いつも準備不足で苦労している人にはおススメです。

 

予定や準備が出来ない人は、体力が消耗して考えることが出来なくなっている可能性があります。
疲れすぎて何も考えられない、眠たくて何も考えられない、寝落ち状態ですね。

 

そういう人は、まず睡眠と食事で体力を回復させましょう。

 

生活習慣の改善で体力が回復しない人は、鍼灸治療などで体の緊張をとり、回復力を高めるのも有効です。

 

自然に沿った生き方で健康に生活しましょう。

 

 

 

 

体力はスマホのバッテリー残量

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

12月7日から大雪に入りました。
最低気温が3〜5℃になり、寒さが強くなってきました。
山の上が白くなり、いよいよ雪が降ってきました。

 

体の方も、寒くなると筋肉・血管が収縮し、腰や肩・膝・指など関節が痛くなる人も増えています。

 

冷えにより悪化する腰や肩の凝り・痛み( 発熱や腫れがないもの)には、ホッカイロを貼って血行を良くするのが効果的です。

 

体を治すということ

痛み止めで痛みを止めたり、薬で症状を抑えることは別に悪い事ではありません。

 

痛みを止めたり、症状を抑えるのは、体が回復するまでの時間稼ぎみたいなものです。

 

しかし、せっかく痛みや症状を抑えても、回復力が弱っていてはなかなか治りません。

 

回復力が弱くなる大きな原因は体力の消耗です

体力は体のエネルギーで、スマホのバッテリー残量みたいなものです。

 

これが多く残っていると、体で出来ることが増えます。
少ないと省エネモードに移行して何も出来なくなります。

 

飲食の不摂生、寝不足、過労、ストレスなどで体力は消耗していきます。

 

回復力が弱っている人は、夜早く休む、旬のものを食べる、気分転換などをして、今の体力を消耗する生活習慣を見直すことが大切です。

 

風邪でも骨折でも癌でも、最終的に自分の体を治すのは自分自身の体力です。

 

病気にならない・治りやすい体になる為に、生活習慣を見直して健康に生きたいですね。

 

 

今月は壬子の月です。

 

少陰君火司天、木運太過、陽明燥金在泉。
司天の火・熱と、在泉の金・涼が相互に交流します。

 

体力が弱っている人は、熱による異常が身体の上部に、冷えによる異常が身体の下部に生じやすいです。

 

咳、鼻つまり、出血、眼の充血、できもの、手足の冷え胃の痛み、心臓部の痛み、腰の痛みなどが出やすいので、体力の低下に気を付けましょう。

 

 

 

 

冬は体の充電期間

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

11月22日から小雪に入ります。
日の出は遅く、日没は早くなり、太陽が出ている時間がかなり短くなってきました。

 

風もすっかり冬の冷たい風になり、草木の成長もストップしています。

 

冬は体の充電期間

冬の季節中、動物・植物は活動を停止します。
春・夏に備えてエネルギーを蓄える、バッテリーの充電期間みたいなものですね。

 

スマホを外で使えるように、夜の間にしっかり充電する。
車で旅行に行く時に、ガソリンを満タンにする。
人が疲れをとるために、夜の間しっかり休む。

 

私たちが普段している事と同じですね。

 

もし、スマホを充電していなかったら、バッテリーが無くなると通話もメールもネットもできなくなります。
車の給油をしていなかったら、ガソリンが無くなると走行できなくなります。
夜の間に休んでいなかったら、エネルギー( 体力 )が無くなると集中力、思考能力、身体能力などが上手く機能できなくなります。

 

それでは、どうやって冬に体の充電をするのか?

それは体力の消耗を防ぐために汗をかくのを控え、早く就寝し、煮込み料理などで体力を蓄えるのが理にかなっています。

 

冬は寒いので動きにくい&汗をかくと、一気に体が冷え、体力が低下します。
体力の低下 = 免疫力の低下で病気になりやすくなります。
夜更かしは、体を回復させる時間を逆に疲れさせていることになります。
冬は暗く寒いので、夏よりも環境が厳しく回復が必要になります。
煮込み料理・冬の野菜は体を温め、出汁も体力を回復させます。

 

体力が多くあると寒さに負けず、病気になりにくくなります。
風邪も体力があると免疫力の方が勝り、浅い状態で押し返せます。

 

冬は体の充電期間です。
体力を蓄えて免疫力を上げ、春に備えましょう。

 

 

 

 

体が冬仕様に変わる日

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

11月7日から立冬に入りました。
最低気温が5℃になり、冷え込みが強くなってきました。

 

昼と夜で気温の差が10℃以上有りますので、空調や服装で体温を調節して風邪をひかないようにしましょう。

 

体が冬仕様に変わる日

今日から冬の季節になります。
冬は冬眠して春からの力を蓄える時期になります。

 

寒くなるので体も熱を逃がさないように縮こみます。
丁度、体の熱を逃がしていた夏の正反対になります。

 

肉体は冷えて硬くなり動きにくくなるので、仕事や運動で体を使う人は筋肉( 関節 )を痛めやすいので準備体操などをして気を付けましょう。

 

冷えると血行も悪くなるので首、肩、背中、腰、膝などが痛い人は温める・保温するなどの対策をしっかりしましょう。

 

睡眠、食事、体操などで、全てのもとになる体力を補い、健康に冬を乗り切りましょう。

 

 

今年の11月は辛亥の月。
厥陰風木司天、水運不及、少陽相火在泉。

 

水運が弱いので、土気が勝ち雨湿が強くなると、木気が同程度の風で報復します。

 

前半は風病(耳鳴り、めまいなど)、後半は熱病(熱でる、こもる)が増えるかもしれないので、気象と体力に注意しましょう。

 

 


健康情報ブログ 2022年度( 壬寅 )秋

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肺は乾燥と冷えを嫌います

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

10月23日から霜降に入ります。
最低気温が一桁になることもあり、朝晩は暖房が必要になってきました。
また、20日からは秋の土用に入っています。

 

立冬の18日前から秋の土用になっており、季節の変わり目、秋の季節の気( 清涼・乾燥 )が旺盛になる時期となっています。

 

肺は乾燥と冷えを嫌います

 

これからの季節は乾燥して寒くなり、呼吸器疾患が多くなります。
肺は乾燥と冷えを嫌いますので、暖房と加湿でしっかり防御しましょう。

 

肺を守って体の防御能力を維持し、睡眠と食事で体力もキープしておきたいですね。

 

季節に合わせた生活方法で、秋冬も健康に過ごしましょう。

 

 

 

 

自律神経の乱れは、生活習慣の乱れ

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

10月8日から寒露に入ります。
最低気温が11℃となり、気象の通りに朝晩の寒さが強くなってきました。

 

彼岸花も咲き終わり、金木犀が香り、梨や栗、サツマイモなどの秋の味覚を楽しめる時期になりました。
季節の気を感じるというのは、こういう身近な事なのです。

 

自律神経の乱れは、生活習慣の乱れ

 

万物は自然の( 季節の )流れに沿って変化します。
それに逆らい、夏野菜を冬に植えても枯れるだけです。
もし、ビニールハウスで栽培しても体を冷やす性質のものを冬に食べることになってしまいます。

 

人の体も、冬に相当する21時から3時までは睡眠・休息した方が良いです。

 

生活習慣を改善する一環として朝日を浴びて体内時計をリセットするように、季節の気を感じて季節感をリセットするのも良いと思います。

 

自然の力( 働き )に勝るものはありません。
不自然な生活から自然の流れに沿った生活習慣( 夜は眠る・旬の物を食べるなど )へと少しずつでも改善していけると良いですね。

 

 

今月は庚戌。
太陽寒水司天、金運太過、太陰湿土在泉。

 

寒気が厳しく、湿気はゆるやか。
金運太過で秋の気が強く出ると、粛殺の気で草木が枯れ、からからに乾燥し呼吸器や肩背・胸部に症状が出るでしょう。
寒気・湿気が強いと体や足が萎えたり、下痢をするでしょう。

 

寒暖の差、特に春の様に暖かい日から冷えると邪気が身体に入りやすいので注意しましょう。

 

 

 

 

気象に対応していきましょう

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

9月23日から秋分に入ります。
暑さ寒さも彼岸まで。
先日台風が過ぎてから、一気に気温が下がり、夜は寒いくらいになりました。

 

朝晩は暖かい服装をして体を冷やし過ぎないようにして、体力の消耗を防ぎましょう。

 

気象に対応していきましょう

 

今年の秋分から小雪までの五の気の期間には、太陽寒水の客気が入っているので、冷えによる症状( 発熱、強張り、関節痛、下痢、痺れ、麻痺など )が多く出るかもしれません。

 

不摂生や過労、病気などで体力が落ちている人( 冷え性の人 )は、睡眠、食事、衣服などを見直して、これからの気象に対応していきましょう。

 

気象は自然界の気のあらわれです。
気の流れを事前に知り、病にならないように生きたいですね。

 

 

 

 

エネルギーを貯めて体力アップ

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

9月8日から白露に入ります。
台風で暑くなっていましたが、秋らしい涼しい気候になってきました。
稲刈りが終わった田んぼを見かけることが多くなり、秋を実感しています。

 

梨やカボチャ、サツマイモを食べても秋を実感できますね。

 

エネルギーを貯めて体力アップ

 

秋・冬は太陽が出ている時間が短くなり寒くなるので、動・植物も活動しなくなり、エネルギーを貯める時期になります。

 

春夏の太陽が長く出ていた時期は、活動しやすいようにエネルギーが外である肉体の方に行っていましたが、秋冬にはエネルギー貯蔵のために内である内臓の方にシフトします。

 

飲食・睡眠などから得られるエネルギーは、活動する体力、病気から身を守る免疫力や回復する治癒力などに使われます。

 

季節の気の流れなどは自然の法則で、変えることのできない大きな働きです。

 

自然の法則を理解して季節の気の流れに沿って健康に生きたいですね。

 

 

今月の干支は己酉。
土運不及、陽明燥金司天、少陰君火在泉。

 

土運( 雨 )が弱いのに対して木気である風が勢いをほしいままにすると、金気が同程度の清涼の気で報復を行ないます。
もし、これが急激に起こると秩序が乱され危険です。
急激な気候の変化には注意しましょう。

 

 

 

 

不摂生は未来の負債

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

8月23日から処暑に入ります。
太陽が出ている時間帯は暑いですが、朝晩、特に朝方は風が冷たく感じるようになってきました。

 

犬の散歩をしていると、早稲の穂が大きくなっているのを見かけます。

 

秋は稲刈りの季節。

 

季節が確実に変化していることが感じられますね。

 

不摂生は未来の負債

 

不摂生や疲れなどによる体調不良は、次の季節に影響します。
夏の時期に冷たいものを摂り過ぎて胃腸が弱った人や、夜更かし・過労をした人などは季節の変わり目から調子を崩しています。

 

逆に夏バテ気味だったけどずっと養生していた人は調子が戻っています。

 

不摂生や過労によって消耗した体力は、しっかり養生して回復させないとなかなか元には戻りません。

 

例えるなら、お金がないのに無駄遣いしているようなものです。

 

まだまだ日中は暑いですが、朝晩の体の冷やし過ぎや不摂生に注意し、体力を落とさないように気を付けて健康に過ごしましょう。

 

 

 

 

秋からは後半戦

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

8月7日から立秋に入ります。
大暑から四の気( 客気・陽明燥金 )に入り、朝晩の暑さも和らいだ気がします。
網戸で寝ていても、気温ほど暑くなく、朝方は涼しい・寒いくらいになってきました。

 

冷やし過ぎや温度差で風邪をひかないように気を付けましょう。

 

秋からは後半戦

 

萬物は春夏に成長し、秋冬で収蔵されます。
秋は成長したもののカタチが定まり、来年に向けて良い物・悪い物を仕分けする時期です。

 

また、春夏に消耗したエネルギーを秋冬かけて回復させる時期でもあります。

 

客観的に自分や他人、周りの出来事などをみて、良い所・悪い所、良かった事・悪かった事などを分析してみるのも良いと思います。

 

良い所は伸ばし、悪い所は改める。

 

起こったことや結果は真摯に受け止めて、今後に生かす糧に出来ると良いです。

 

夏の疲れがある人は早めに生活習慣を改善して、来年に持ち越さないようにしましょう。

 

 

今月は戊申の月。
少陽相火司天、火運太過、厥陰風木在泉。
火の天符なので火の邪気にあてられると症状は激しく急に変化しやすいです。
( 特に呼吸器、皮膚、循環器、熱病など )

 

基本は少陽相火で暑いですが、厥陰風木が気候を乱すと突発的に疾風が吹き狂います。
火の炎暑があまりにはびこると、水の寒が報復して急に寒くなり雨を降らせることもあるでしょう。

 

暑と寒の気候異変が起きると下痢や熱病になりやすくなるので、その時は気を付けましょう。

 

 


健康情報ブログ 2022年度( 壬寅 )夏

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季節の変わり目

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

7月23日から大暑に入りました。
最近は雨が多く、朝晩は涼しい日が続いていますが、本来なら夏至から30日程経過しているので、地面が熱くなってくる頃です。

 

朝晩涼しくても、雨が降ると草はすごい勢いで伸びます。
恵みの雨、夏の成長の力を実感できますね。

 

季節の変わり目

 

7月20日から夏の土用に入りました。
夏の土用は一年の丁度真ん中くらいになります。

 

6月21日の夏至、7月10日の九星陰遁始め、8月7日の立秋という風に、春夏の陽から秋冬の陰に向けて、自然や人の陰陽の気が大きく変化していく時期です。

 

変化の時期に体調を崩す人は、体力が落ちてしまったことにより変化についていけなくなった人が多いです。

 

体力は主に食事( 消化吸収 )、睡眠( 休息 )で補充されます。
運動( 体操 )などをすることにより、食事、睡眠はしやすくなります。

 

逆に、偏食、暴飲暴食で胃腸を壊すと消化吸収が悪くなり、夜更かしすることにより回復が阻害されます。

 

体力が落ち体調が悪くなると、当然精神の方にも影響が出て心の余裕が無くなり、いつもイライラした人になってしまいます。

 

季節の変わり目に体調が悪くなっていませんか。
季節の変化に体がついていけるように、まずは生活習慣を見直し、胃腸のことも大切にしてみましょう。

 

まずは体に悪い事を控えることから始めてみましょう。

 

 

 

 

熱中症には体力の回復を

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

7月7日から小暑に入りました。
先月の後半から暑い日が続き、38℃超えも数日ありました。

 

流石に、今年の司天の気である寅( 少陽相火 )と、午( 少?君火 )の月が合わさると、強烈に暑くなりますね。

 

連日の暑さや過労、不摂生などで食欲・体力が落ち、夏バテ状態から体が弱り、気象についていけず熱がこもったりして熱中症になる人が増えています。

 

熱中症には体力の回復を

 

睡眠と食事は自己養生の基本です。
夏バテで食欲のない人は薬味(ネギ、ショウガ、シソ、大根おろしなど)や辛いもので体内の熱や湿を発散させてやると良いです。

 

季節の食べ物( 旬の食べ物 )はその季節に食べると効果的に働くものが多いです。
( 夏野菜は体を冷やすものが多いなど )

 

特に不摂生は次の季節に症状を出すので、普段から注意した方が良いです。

 

熱中症から体調を崩したり、痛みが出た人は、まず体力を回復させましょう。
体を維持できるだけの体力を回復させなければ自然治癒力も働きません。

 

また、そこまで体力を消耗してしまった原因についても振り返ってみましょう。

 

今年はどうしても暑い年なので体力を消耗しやすいですが、自然現象は変えられません。
しかし、普段の不摂生や過労なら努力次第で変えることが出来ます。

 

体力を消耗し、体調を崩す生活習慣の悪循環から抜け出して、健康に生活できるようになれると良いですね

 

 

今月は、丁未の月。

 

太陰湿土司天、木運不及、太陽寒水在泉。
木運の弱りに対して清涼の気( 金気 )が強く働くと、火気が同程度の強さで暑熱の報復をします。

 

今年の司天の気( 主客共に火 )が強いのは大暑までなので、大暑まではすごく暑く熱病が増えると思います。
もし涼しかったら、報復の暑熱が来るのかと思います。

 

また、太陰湿土司天の月なので蒸しそうですね。
胃腸に負担をかけ過ぎないようにして、夏バテに注意しましょう。

 

 

 

 

季節の働き( 気 )を利用しましょう

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

6月21日から夏至に入りました。
蒸し暑い日が続き、近所の川では十匹以上の蛍が光を点滅させながら飛んでいます。

 

夏至は一年で一番日中の時間が長く、陽気が多い時期になります。

 

陽気が多いと温度も上がり、体の外側にある筋肉が動かしやすくなります。

 

逆に冬至の時期は陽気が少なく温度も下がり、体は動かしにくくなります。

 

季節の働き( 気 )を利用しましょう

 

この陽気が多い時期は外側にエネルギー( 栄養 )が行くので、植物はよく伸び、動物はよく動けます。

 

陽気が多い時期は体操などをして体を動かし、季節のものを食べて肉体を強化しましょう。

 

ただ、冷房の強い所にずっといる人や、今の季節までの養生が悪く調子の悪い人は、まず季節の気候の変化についていけるようになるところから始めましょう。

 

運動不足で体の血の巡りが悪い、暴飲暴食・偏食で消化器や栄養状態が悪い、夜更かしをしていたり目を酷使していたりすると体力が弱り環境の変化に体がついていけなくなります。

 

その様な人は、体力を回復させることから少しずつやっていきましょう。

 

植物の様に自然と共に穏やかに生きたいですね。

 

 

 

 

今月は暑い寒いに注意!

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

6月6日から芒種に入りました。
暑い日が続き、小麦が金色になり、夜には蛍が飛び始めました。

 

身の回りに意識を向けると、日々少しづつ自然( 気 )が変化しているのを実感できますね。

 

今月は暑い寒いに注意!

 

今月( 芒種・夏至 )の干支は丙( ひのえ )・午( うま )です。

 

丙( 水運太過 )・午( 少陰君火司天・陽明燥金在泉 )で歳会( 平穏 )。

 

今月全体としては水運太過で平年より寒く、司天の火( 熱 )と在泉の金( 涼 )が交わり合い、暑かったり冷えたりします。

 

その為、熱による異常が身体の上部に、冷えによる異常が身体の下部に出やすくなります。

 

暑いのか寒いのかその時の気候に合わせて衣食住を調節して、熱や冷えが身体にこもらないようにしましょう。

 

もちろん、しっかり睡眠をとり体力を回復させると、気候の変化に身体が対応できるので、病気になりにくくなります。

 

季節や気候の流れに合わせて、健康に生きましょう。

 

 

 

 

今年の司天は火が重なっています

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

5月21日から小満に入りました。
最近は30℃近くの暑い日が続いています。

 

先日サツマイモを植えましたが、暑さでぐったりしていますね。
藁と日陰で環境を整えて水をたっぷりやっているので、早く根付くと良いなと思っています。

 

これは人でも同じことが言えます。

 

気候が変化して急に暑くなったりすると、体力の弱い人は環境の急激な変化に対応できません。

 

栄養をしっかりとり、夜の時間帯にしっかり休むことで全身を元気にすることは全ての活動の基本になります。

 

今年の司天は火が重なっています

 

今年は寅年なので、小満からは地球を覆う気( 司天の気または三の気 )が主・客ともに少陽相火となります。
小満から大暑までは、火の影響が特に強くなりそうです。

 

火は心、熱に関係するので、この時期に不摂生などで体力が低下していると、循環器系や心臓・血管の症状、精神の症状、できもの・腫物、熱がでるなどしやすくなります。

 

サツマイモを見習って、しっかり根付くように体調を整えられると良いですね。
( 人も植物の様に自然に生きて、消化吸収がしっかりでき、その栄養を全身にしっかり送ることができると良いですね )

 

 

 

 

夏はのびのびと生活しましょう

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

5月5日から立夏に入りました。

 

田植も始まり、草やジャガイモもぐんぐん伸びています。
日の出は早くなり、日の入もかなり遅く感じるようになりました。

 

太陽の出ている時間が長いので、日中の気温も高くなりましたね。

 

自然を見ていると、夏は全てが成長する時期ということがよくわかります。

 

夏はのびのびと生活しましょう

 

人にとっても活動しやすくなる時期なので、日差しがきつくない時に散歩をしたり、痛くない範囲で軽く体操などをして、全身に血が巡るようにしましょう。

 

押さえつけたり、窮屈にしたり、縮こまったり、固まるということは夏の季節に対して真逆の性質になり、夏の成長する性質の恩恵を受けられなくなります。

 

冷夏で野菜が不作になるようなものです。

 

夏の季節の性質に沿って、のびのびと生活できると良いですね。

 

 

立夏から月命が乙・巳になりました。
金運不及、 厥陰風木司天、少陽相火在泉。

 

全体では木運平気と同程度の木気で、春のような感じ。
しかし、金運の不及に対して在泉の少陽の火気が熱気をほしいままにすると、水気の寒気が同程度の報復をします。

 

また、小満から六気の三の気が始まるのですが、主・客気共に火なので、その点からも今月の後半である小満からは暑くなりそうです。

 

五行の属性が偏ると厳しい気候になりやすいので、今のうちに体調を整えておきましょう。

 

 


健康情報ブログ 2022年度( 壬寅 )春

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自分の体をいじめ過ぎないように

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

4月17日から春の土用に入り、20日からは穀雨に入りました。

 

桜も満開が終わり、田んぼからはカエルの大合唱が聞こえ始めました。
生き物が活発に活動していることが感じられますね。

 

自分の体をいじめ過ぎないように

自分の体なのであまり気にならないかもしれませんが、普段の生活習慣などが意外と自分の体をいじめています。

 

自分のやっていることを他人に置き換えてみると、客観的に自分を見ることが出来ます。
( または、筋肉や内臓の気持ちになってみても良いかもしれませんね )

 

例えば、PC作業が多い人だと一日中同じ姿勢で眼肩腰に負担をかけます。
飲食の不摂生が多い人だと栄養が偏り、さらに内臓にも負担をかけます。
睡眠時間が遅い人は体力を回復させる事ができず、全ての機能が低下します。
また寒いのを我慢して薄着をしていたり、逆に汗をかきすぎたりしても体力を消耗していきます。

 

以上のことが続くと体調を崩します。

 

薬や注射、手術で一時的に応急手当をすることも必要ですが、まずは体を壊さないように自分の体をいたわる事が大切だと思います。

 

一度しかない人生で一つしかない体です。
自分の言うことを一番聞いてくれる体に感謝し、自己養生をしっかりして健康に生活できると良いですね。

 

 

 

 

 

季節を感じ、心身ともにリフレッシュ

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

4月5日から清明に入ります。
日の出が5時30分、日の入が18時頃になり、ハッキリと日が長くなってきました。

 

犬の散歩をしていても、草や虫や鳥などが生き生きしていることを見て感じられます。

 

季節を感じ、心身ともにリフレッシュ

PC作業や室内にばかりいて肩や首・腰が痛い人は、体や頭の過剰な緊張をとるためにも、もっと自然の気の流れを感じるようにすると良いと思います。

 

季節の変化を実際に感じることで、心身ともにリフレッシュできます。

 

 

清明から月命が甲辰になります。
太陽寒水司天、土運太過、太陰湿土在泉で同天符。

 

土の天符なので、湿熱が強くなりそうな感じですね。

 

もし湿熱が強くでると、前半の水が剋されてそんなに寒くなくなります。
後半は土が重なるので湿熱が強くなり、木の風や地震などが同程度で発生するかもしれません。

 

湿は下半身( 腰から下 )や関節が重怠くなったり、痛んだりします。

 

もし湿熱が強くなりすぎるようでしたら、お風呂で軽く汗ばんだり、ネギやショウガなどの薬味で軽く熱を発散させると良いでしょう。

 

もちろん睡眠と旬の食べ物で体力を維持することも大切です。

 

季節( 五運六気 )の流れに乗って、健康にすごしましょう!

 

 

 

 

 

春分は日の出と同じ

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

3月21日から春分に入ります。
春分は天文学的に昼夜の長さが同じになる日です。

 

この日、太陽は春をあらわす真東から昇り、秋をあらわす真西に沈みます。

 

日の出、日の入りは目に見える現実世界の始まりと終わりをあらわします。

 

秋分から春分までの太陽が沈んでいた夜の時間帯と、春分から秋分までの日が昇った昼の時間帯とも言えます。

 

春分は日の出と同じ

夏至・冬至を12時・0時( 24時 )とすると、春分は日の出の時間( 6時 )に相当します。

 

太陽が出ていると、陽気が多く暖かく明るいので外で活動しやすくなります。

 

少しずつ体を動かして、雪解けの様に体に栄養を行きわたらせて、
体を起こしていきましょう。

 

 

 

 

 

季節の変化は気の変化です。

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

3月5日から啓蟄に入りました。
日が沈むのが17時30分以降になり、最高気温も10℃近くになってきました。

 

フキノトウや蜘蛛なども出てきているので、雪がとけて全てが動き始めているのを実感できます。

 

季節の変化は気の変化です

春の季節の気は、大地では五行の木の性質である「 生じる 」、そして気象では風の性質である「 動く 」という気が主に働きます。

 

人で言うと、大地は内側で、気象は外側に影響します。
つまり、春の季節の気に沿っていると、内側はやる気が出て、外側は動きやすくなります。

 

冬は寒くて動きにくい、やる気が出ない。
それは、冬の季節の気が働いているからなのです。

 

植物も虫も人も、自然( 季節 )の気を受けて生きています。
当たり前すぎて忘れがちですが、自然( 季節 )の気の変化が一番体に影響を与えます。( 事故や毒物は別として )

 

季節の変化を感じて、それに合わせて生きていきたいですね。

 

自分では季節の変化についていけずに、体調を崩しがちな方は、体の気のバランスを調整する鍼治療を受けるのも良いですよ。

 

啓蟄からの今月の干支は、癸卯。
陽明燥金司天、火運不及、少陰君火在泉。

 

前半は涼で後半は暖かくなりそうです。
しかし、火運が弱いのにつけ込んで水気の寒冷がはびこると、同じ程度の強さの土気の湿雨が報復で降るので、そういう時は体も注意ですね。

 

 

 

 

 

雨水からは今月の後半です

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

2月19日から雨水に入りました。
まだ雪が積もることもありますが、すぐに溶けるようになってきました。
去年の大雪に比べると、今年はあまり長く降らないので除雪作業がすごく楽です。

 

 

雨水からは今月の後半です

立春から啓蟄までの、今月の干支は壬(木運太過)・寅(少陽相火)です。

 

今年の干支と同じですね。

 

前半は少陽相火で火。
比較的温かかったですね。

 

後半は在泉の厥陰風木で木。
木運太過と木が重なるので、風が強く吹いたり地震などの動く象が比較的強くでるかもしれませんね。

 

雨水からは月の後半なので、不摂生している人は神経の昂りで体が硬くなったり、イライラしたりするかもしれません。

 

その様な症状の出た人は、飲食や生活習慣を見直してみると良いでしょう。

 

それでもダメな時は、全身の気のバランスを調整する鍼治療で、体の気の流れを調整しましょう。

 

季節の流れ、変化に合わせて健康に過ごしたいですね。

 

 

 

 

 

立春は春の気の始まり!

 

 

こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

 

2月4日から立春に入りました。
最近の富山の天気は雨や雪が降りはしますが、昼の気温はそこまで下がっていないように感じます。
日が沈むのも17時以降になってきて、日が長くなっているのを感じられますね。

 

 

立春は春の気の始まり!

24節気は気の働きが自然現象としてあらわれたものです。

 

立春からは春の気が始まります。

 

春は新芽や草木が生えてくる、始まりの時期。
発生させる、動くという気が働く時期です。

 

春分以降に動けるように体操などして体の準備をする。

 

新しく何かにチャレンジする。

 

本来はそういったやる気が満ちる時期です。

 

気の通りが悪い人は、この気の働きが上手く作用せず、やる気が出ずに鬱々として怒りっぽくなります。

 

あなたは立春になって何か感じましたか?
やる事為すこと上手くいかず、鬱々として怒ってばかりいませんか?

 

そんな時は自然を見て心を落ち着かせましょう。

 

痛くない範囲で軽く体操をしたり、軽く汗ばむくらいお風呂に入ったりして、気の通りを良くしてみましょう。

 

体の気が上手く巡るようになれば、春の気の様に心も体ものびのびと出来ると思います。

 

体の鬱積が強い時は、ハリ治療で気の巡りをととのえましょうね!

 

 


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