健康情報ブログ ２０２１年度（ 辛丑 ）冬
大寒から今年の気が始まります。
こんにちは！ しばた鍼灸院の柴田です。
１月２０日から大寒に入りました。
全国では寒気が強く雪が多く降っているみたいですが、富山は思ったよりも雪が降っていない＆除雪がしっかりされているので助かっています。
道路がきれいに除雪してあり、天気も良かったので夜に犬の散歩をしていると、きれいな丸い月を見ることが出来ました。
秋の月も綺麗ですが、冬に見る月は空気が澄んでいて一番綺麗だと思います。
大寒から今年の気が始まります。
今年の五運は壬（ みずのえ ）で木運太過、十二支（ 六気 ）は寅（ とら ）で少陽相火、九星は五黄土星（ ごおうどせい ）です。
運気では、少陽司天、木運太過、厥陰風木在泉で同天符。
全体としては木の風や地震などの動くという現象が強く、病も目まい、筋のひきつり、精神的な動揺が多くなる傾向がありそうです。
今年前半（ 大寒〜大暑前の７月２２日まで ）は熱、湿、火の気が順に入るので暑くなり、気が上にこもった症状や熱が内部にこもる病が多くなる傾向がありそうです。
また、火があまりにもはびこると水の寒が報復して急に寒くなり、腹の中が冷える病や下痢をすることになるので、気候の異変には気を付けておきましょう。
今年の大まかな気の変化を事前に知り、病を予防して健康に過ごしたいですね。
（ 前回書いた今月の気の変化というのは、この大きな年の変化の中の月単位で見た時の気の変化のことになります ）
小寒からの今月の傾向は？
明けましておめでとうございます！
しばた鍼灸院の柴田です。
１月５日から小寒に入りました。
年末年始は雪が降りましたが、去年みたいな大雪にならなくてホッとしています。
今月は？
小寒から今月の干支が辛丑になります。
水運不及、太陰湿土司天、太陽寒水在泉の同歳会。
水運不及の寒と、それに勝つ土の雨、それに対する報復現象の木の風がメインの月です。
簡単に言うと寒が緩んで雨が多く降り過ぎると、それに対する報復現象として同程度の強さで風や地震などの木の気が発生するということです。
人で言うと、不摂生している人は老化したみたいに疲れやすくなったり、足腰が弱るけど、それに気付かず暴飲暴食したり、胃腸に負担をかけると、眼や筋、関節に栄養が行かず症状が出ますよ、ということになります。
普段、寝不足・眼の使い過ぎ・暴飲暴食・偏食などの不摂生をしている人は、季節のものを使った鍋や早寝で体力を回復させ、元気に今月を過ごしましょう。
冬至
こんにちは！
しばた鍼灸院の柴田です。
１２月２２日から冬至に入りました。
富山は数日前に雪が一度積もり、目で見ても冬だなと実感できる時期になりました。
雪が積もった翌日が丁度満月で、夜に犬の散歩をしていると、月明りで雪と氷っている道が照らされ、すごくきれいで幻想的でした。
冬至
冬至は日中の時間が一番短い日です。
冬至を過ぎますと、夏至に向かって一日ずつ日が長くなっていきます。
しかし、地球上の気温が変化するのには３０日くらいかかります。
ホットプレートやフライパンを温めたり冷やしたりするのに時間がかかるのと同じですね。
冬至の１５日後が小寒で寒の入り、３０日後が大寒です。
そして、２月４日からは立春で春になります。
１月２０日の大寒から来年の気が動き始めます。
その前の１月１１日からは陽遁始めで体内の気が少しずつ変化します。
陰陽が入れ替わった今から、睡眠・食事といった日常生活の養生をしっかりして、来年の気（ 季節 ）の流れに上手く乗れるようにしておきましょう。
撫でるだけでも良いのです
こんにちは！
しばた鍼灸院の柴田です。
１２月７日から大雪に入ります。
最低気温は３℃となり、山も白くなってきました。
寒さ対策をしっかりして、冷えが体に入らないようにしましょう。
撫でるだけでも良いのです
首肩などが凝ってきたらグリグリと押したりしていませんか？
そして、その後で筋肉が炎症（ 損傷） して余計に痛くなっていませんか？
皮下循環、血行を良くするには、筋肉を撫でるくらいで十分です。
手の平、指を皮膚にしっかりつけて、筋肉の凝りを流すように、耳の付け根や顎辺りから、鎖骨、肩に向かって撫でてみましょう。
PCやスマホでずっと手を前に出している人は首が張りますので、凝りを感じている人は体操と合わせてやってみましょう。
今日の養生は未来の病気予防になる
こんにちは！
しばた鍼灸院の柴田です。
１１月２２日から小雪に入りました。
朝晩の冷え込みがだんだん強くなってきて、室温が１３℃だったりしています。
就寝時に足が寒い人は、湯たんぽを使うとぐっすり眠れます。
今年の小雪から大寒までの期間は、大気に太陽寒水の気が入っているので、いつもより寒くなることが予想されます。
寒くなると当然体調を崩しやすくなります。
体の外も中も冷えないように、温かい物や煮込んだものなどを食べて、内側から体を温めましょう。
栄養を全身に巡らせて、寒さに負けないようにしましょう。
冬の過ごし方としては冬眠の形が良く、甘い物は控えつつ、春に向けて体に栄養を蓄えるようにすると良いでしょう。
今日の養生が明日の、次の季節の、未来の病気の予防となります。
今の自分は過去の自分の積み重ねの結果です。
未来を変えたい方は、少しずつで良いので今を変えられると良いですね。
冬は胃腸の調子に注意
こんにちは！
しばた鍼灸院の柴田です。
１１月７日から立冬に入りました。
朝晩の冷え込みが強くなり、ストーブが必要な寒さになってきました。
小雪、大雪の次が冬至なので、日没も実感できるくらい早くなってきています。
みなさんは、冬の訪れを感じているでしょうか。
冬は胃腸の調子に注意
冬は冬眠の時期でエネルギーを蓄える期間です。
この時期に胃腸の調子を崩すとエネルギーを蓄えることが出来ず、春からの活動時期にエネルギー不足になります。
水の流れで例えると、川の流れが土砂崩れで止まったり、ダムに土砂がたまって川の水量が減る、または雨が降らないようなものです。
消化に良く体を内側から温めてくれる煮込み料理で胃腸から元気になりましょう。
健康情報ブログ ２０２１年度（ 辛丑 ）秋
土用は次の季節への準備期間
こんにちは！
しばた鍼灸院の柴田です。
１０月２３日から霜降に入ります。
最近は最低気温が一桁台まで下がってきて、朝晩の冷えがグッと強くなりました。
今年は丑年で、前半は湿気、後半は寒さがメインで来る年です。
また、秋分から大寒までの気候を司る六気（五の気、終の気）が主・客共に同じなので、秋・冬、本来の気候が強く出ているのかなと思います。
立冬からの冬に向けて、生活の準備が必要ですね。
土用は次の季節への準備期間
１０月２０日から秋の土用に入りました。
土用は各季節の最後の１８日間で、その季節が最も強くなる時期です。
また、季節の頂点から次の季節へ移り変わるので、緩み、変化する時期にもなります。
土の属性は人体で言うと胃腸、消化器に関係があります。
秋に生活習慣が乱れていた人や、調子の悪い人、冬を上手に過ごしたい人は、土用の季節移行期間に消化に良いものを食べ、早く寝るようにしましょう。
消化器を正常に機能するようにして、体力を補い次の季節に備えます。
土は養い・緩んで・変化します。
怒って、疲労して、硬くなると変化ができなくなるので、出来る範囲で気を付けましょうね。
（ 甘い物ばかり食べても根腐れになるので気を付けましょうね！ ）
生活の仕方が破綻していると病気になる
こんにちは！
しばた鍼灸院の柴田です。
１０月８日から寒露に入ります。
秋分を過ぎて朝晩の冷え込みが強くなってきました。
昼と夜との温度差に気を付けて、風邪をひかないようにしましょう。
生活の仕方が破綻していると病気になる
基本的に人は食事と睡眠が足りていて、それを上回る過労が無ければ体調は崩れず、病気にはなりません。
体調が崩れて病気になる時には、それなりの理由が絶対に存在します。
逆に考えると、むしろ普段の生活の中に体調を崩し病気になる要因があるということになります。
病気などはその事に気付かせてくれる大切なサインとも言えます。
お金で例えると、借金を繰り返しているような状態です。
無駄遣い（ 要因 ）により、電気や水道が止められて生活に支障（ 病気 ）が出る。
借金（ 応急処置 ）をして一時的に生活できるようにするけど、また同じように無駄遣い（ 要因 ）を続けるというようなことです。
生命力も同じです。
食事と睡眠が貯金、労働などが消費になります。
こちらは時間経過とともに減っていきますが、ゼロになると生命力が尽きるということになります。
このように考えると、睡眠や食事がすごく大切だということがわかると思います。
人の体は自分が食べたものでしか作られませんからね。
また、病気の要因は人によってストレスだったり過労だったり様々だと思います。
しかし、体調を崩して病気になる程なので、そのままにしていては良くないことが多いです。
病気をきっかけに、生き方も含めた生活の仕方を考え直すと、今後はより良く生きられるかもしれませんね。
夜は体を休める時間ですよ。
こんにちは！
しばた鍼灸院の柴田です。
昨日は十五夜で月が白金色に輝いており、期待していた通りとてもきれいでした。
また、薄っすら雲がかかるとシャボン玉みたいに虹色の影が浮かび、幻想的な景色になっていました。
自然の素晴らしさを再認識できる良い機会でしたね。
９月２３日から秋分に入ります。
秋分は昼と夜の長さが同じになる時です。
１日の時間で言うと夕方の１８時で、太陽が沈んで暗くなる時間になります。
夜は体を休める時間ですよ
基本的に生き物は太陽が出て明るい時間に活動して、太陽が沈んで暗い時間は休みます。
１日中活動していると疲れてしまいますよね。
デスクワークなどをしている人に多い疲れが、これに相当します。
眼を１日中酷使する → 眼精疲労、頭痛
PCの前に１日中座っている → 腰痛
PCスマホの操作を１日中している → 肩こり、首肩腕背中の痛み
仕事なので仕方がない事もありますが、体を壊してしまっては本末転倒です。
仕事は適当に休憩を入れて、夜は出来るだけ早く休む。
自分で治せることがあるのなら、自分で治したいですね。
秋は取捨選択の時期
こんにちは！
しばた鍼灸院の柴田です。
９月７日から白露に入ります。
朝晩が寒くなってきて、秋らしくなってきました。
体を冷やし過ぎてお腹を壊さないようにしましょう。
また、夜の空気が澄んでくると月がきれいに見えるので、２１日の満月が楽しみです。
秋は取捨選択の時期
秋は収穫の時期で、次の年に残す良い種と、そうじゃない悪い種を分ける時期です。
現代は不要な物や情報が多く、何が本当に必要なのか分からなくなっている人が多いです。
良い種か悪い種か、何の種かも分からず植えているようなものです。
断捨離をして物への執着から離れることで、本当に自分が必要としていることが何なのかを考える機会になります。
断:新たに手に入りそうな不要なものを断る。
捨：家にずっとある不要な物を捨てる。
離：物への執着から離れる。
断捨離までいかなくても、大掃除や情報の取捨選択でも考える機会にはなります。
要らないいものを抱え込み過ぎてはいないですか。
悪い事ばかりに目が行って、良い事を見逃していないですか。
客観的に考えてみたら、どうでも良い事に圧し潰されていませんか。
考え方が変われば受け止め方も変わるかもしれませんね。
一番簡単なコロナ対策
こんにちは！
しばた鍼灸院の柴田です。
８月２３日から処暑に入りました。
立秋くらいから朝晩が涼しくなり少しずつ秋らしくなってきました。
窓を開けて寝ていると寒いくらいです。
身体を冷やし過ぎて風邪をひかないようにしましょう。
一番簡単なコロナ対策
基本的に生物は身体の生命力（ 免疫力・体力 ）が低下しないと病気にはなりません。
もし病気になったとしても、生命力があればすぐに治ります。
それは風邪でもインフルエンザでもコロナでも同じことです。
病気になりやすい人、病気に全然ならない人、病気が長引く人、すぐ治る人の違いはそこにあります。
一番簡単なコロナ対策は、この生命力を低下させない事です。
手洗いやうがい、消毒やマスクなどで感染の機会を減らすのも良いですが、ワクチンと同じように自分でも重症化しにくくする方がより良いと思います。
生命力を低下させない方法は簡単です。
・出来るだけ２１時から３時の時間帯は休む。
・出来るだけ季節の食べ物をとる。
つまり、休養と栄養をとって生命力にするということです。
この機会に生命力を低下させないライフスタイルに少しずつしていくのも良いと思います。
自分の欲と向き合って、何が本当に必要だったのかを考える良い機会なのかもしれませんね。
熱を発散させましょう
こんにちは！
しばた鍼灸院の柴田です。
８月７日から立秋に入ります。
秋は収穫と選別の時期です。
今までやってきたことの成果を確認して、来年に向けて良い事は残し悪い事は取り除いていくことが自然の流れに沿うことになります。
片付けや断捨離なども、秋の気に応じているので積極的に行うと気の巡りが良くなり、健康にすごせるでしょう。
熱を発散させましょう
今年は７月２２日から８月２９日の期間、自然の気象では火の属性が強くなります。
（ 三運が火運太過で、四の気が少陽相火になっているため ）
火の属性が強くなると、人では熱や循環器、ひどくなると呼吸器などに症状が出やすくなります。
これらは自然の気の変化に体がついていけないと起こりやすいです。
その原因は、睡眠不足や過労、飲食の不摂生による体力（ 免疫力 ）の低下が主です。
特に夏は冷房やアイスなどで夏バテしやすいので、体の冷やし過ぎに注意しましょう。
夏バテすると食欲（ 胃腸の機能 ）が低下しますので、栄養不足から体調を崩しやすくなります。
ネギやショウガなどの薬味や辛いもの、夏のものをとったり、じんわり汗をかいたりして熱を発散させましょう。
ご予約・お問い合わせ
