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健康情報ブログ 2024年度( 甲辰 )冬

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大寒から今年の気が始まる



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

1月17日に冬の土用、20日からは大寒に入りました。
最低気温がマイナスの日が続き、朝晩寒いですね。
土用は季節の変わり目なので、天気が不安定です。

寝る時に部屋や足が寒い人は、エアコン( 加湿器も )や湯たんぽなどを使って、冷えが体に入らないようにして、病気を予防しましょう。

大寒から今年の気が始まる
一年の大きな変化をあらわす気は大寒から始まります。

今年は乙巳の年。
厥陰風木司天、金運不及、少陽相火在泉。

金運が弱いのにつけこんで火気が強くなり熱くなると、水気が同程度の強さで報復し寒くなる。

前半( 大暑まで )は風気が強く、大風、めまい、筋張りなどになりやすい。
後半( 大暑から )は火気が強く、高温、熱病などになりやすい。

どんな気象がきても体が適応できるように、日頃から睡眠・食事に気をつけて、体力を回復させておきましょう。

年月日の気の流れに体を調整して、元気に生活しましょう。





小寒からは寒の入り



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

1月5日から小寒に入ります。
雪が足首辺りまで積もる日が出てきて、底冷えするようになってきましたね。

12月の頃と同じ気温でも、地面が冷えている今の方が寒く感じます。

小寒からは寒の入り
フライパンやホットプレートは火を消してから冷えるまで・着けてから温まるまでには時間がかかります。

地球もそれと同じで、夏至・冬至で増減した陽気( 太陽の光 )が、体感できるほど地上に影響を与えるまでには時間がかかります。

夏は7・8月が一番暑いように、冬も1・2月が一番寒いです。
服装や環境を整えて寒気が体内に侵入しないようにしましょう。

また、鍋などの季節のものを使った、温かく消化の良い煮込み料理や早寝などで体力を回復し、厳しい季節をのりきりましょう。


1月の干支は丁丑。
太陰湿土司天、木運不及、太陽寒水在泉。

湿気と寒気により、体の重だるさ、むくみ、胸・腹のつまり、足先からの冷えあがり、手足のひきつりがおこりやすい。

湿気と寒気が体内にこもらないように、温かいものを食べて内側からこもった気をとり払いましょう。

また、木運不及で肝臓が弱くなりやすいので、食べ過ぎ呑み過ぎ、薬や人工甘味料の摂り過ぎには注意しましょう。





陰陽の変わり目



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

12月21日から冬至に入りました。
最低気温が−1℃と寒くなり、雪が降る日も出てきました。

大寒までは湿の気が強く、雪が多く降るかもしれないので注意しましょう。

陰陽の変わり目
今年の12月は21日の冬至と、26日の九星陽遁始めという陰陽の変わり目があります。

冬至から夏至までは、太陽が高くなり、昼の明るい時間が増えます。
それに伴い陽気が増えて、気温・気候が変化し、季節が春・夏と変化していきます。

九星陽遁始めから陰遁始めまでは、人の体内の気の流れが、雪解けのように増えて、旺盛になっていきます。

地球上にいる限りは、太陽の昇降による影響は絶対に受けます。
陰陽の変化は大まかなエネルギーの方向みたいなものです。

太陽・気の変化に逆らわずに合わせると、自然治癒力・生命力が高く( スムーズに )なります。

暦と脈で気の変化のズレをみて、鍼灸治療で体の気の流れを自然に合わせ、元気に過ごしましょう。





病気予防の基本は体力



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。
12月7日から大雪に入りました。
冬至の前だけあって、太陽の出ている時間が短いですね。

小雪( 11月22日 )からは在泉の気( 今年の後半の気 )である太陰湿土の期間に入り、雨が多くなっています。
大寒までは雨、雪が多くなりやすいので注意しましょう。

病気予防の基本は体力
基本的には体力が低下して、体の防衛機能が追い付かなくなると、病気になります。

また、体力が低下して、体の機能が維持できなくても、病気になります。

つまり、どちらにしても体力、自分自身の生命力が絶対に必要ということです。

体力、生命力の低下は、加齢、過労、疲労、ストレス、睡眠不足、飲食の不摂生、環境、気候などによりおきます。

回復するには、睡眠、食事、生活環境、精神状態を整えるなどになります。

特に睡眠、食事は体、細胞組織を維持するのに重要な要素になります。
食べたもので体は作られ、睡眠でエネルギーが回復します。

体の調子が悪い人は、睡眠、食事など生活習慣を見直してみましょう。
旬の物から季節の気をいただき、元気に過ごしていきましょう。


12月の干支は丙子。
少陰君火司天、水運太過、陽明燥金在泉。

水運太過で寒くなりやすく、熱による異常が体の上部に、冷えによる異常が体の下部に出やすいので、防寒対策などをして注意しましょう。





痛める前に寒さ対策



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

11月22日から小雪に入りました。

日の出が6時30分、日の入が16時30分。
太陽の出ている時間がかなり短くなり、今までよりも寒さを感じやすくなりましたね。

痛める前に寒さ対策
今週一気に寒くなったので、腰や肩、手が痛くなる人が増えました。

体は冷えると硬くなります。
しかし、体が硬くなって動きにくくなっていることは、なかなか自覚できません。

冷えたくらいで体が硬くなる・病気になると思う人は、一度痛い目にあった人だけです。

多くの人は意識できるくらいの強い痛み・不具合を感じて、やっと自覚する人が多いでしょう。

体がいつもより硬い状態で重いものを持つ・体を曲げ伸ばしすると、硬く縮んだ柔軟性のない肉体に無理をさせることになり、痛めることになります。

寒いと感じた時には冷えは内側に入ってしまうので、防寒対策をしっかりしましょう。
肩、腰の痛みの予防・治療に、ホッカイロを貼るのも有効です。
( 低温火傷しないように注意しましょう )

寒さ対策をして、身も心も温かい人になりましょう。





冬は充電期間



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

11月7日から立冬に入りました。
最低気温が5℃、最高気温が11℃になり、一気に寒くなりましたね。

3日後からまた最高気温が20℃くらいになるみたいなので、温度変化による体調不良には気を付けましょう。

冬は充電期間
立冬から立春までは冬の季節です。
1日の時間で言うと、21時から3時に相当します。

1年・1日の終わりの時間であり、次の年・日の始まりの時間でもあります。

この期間にしっかりエネルギーを貯めておかなければ、翌年・翌日に100%の実力を発揮できなくなります。

動植物だと冬眠や睡眠。
スマホや車でも、しっかり充電・燃料を満タンにしないと途中で動かなくなるのと同じです。

来年・翌日を元気に過ごせるように、冬と夜はしっかり休みましょう。


11月の干支は乙亥。

厥陰風木司天、金運不及、少陽相火在泉。

金の涼気の弱さにつけこんで、火の熱気が強くなると、水の寒気が同じ強さで報復する。

肺、肩、呼吸器が弱りやすく、気候から熱病になりやすいので、気温、体温調節には気を付けましょう。




健康情報ブログ 2024年度( 甲辰 )秋

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内面重視



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

10月23日から霜降に入りました。
10月20日からは秋の土用に入っています。

丁度20日から気温が一気に下がり、秋から冬への季節の変化を感じられますね。

内面重視
10月27日の甲子の日からは、陽遁直前なので体の内側のエネルギーが一番充実します。
( 12月26日の甲子から陽遁が始まり、体の外側のエネルギーが少しずつ増えます )

健康な人は、体の内側、五臓六腑、精神活動が有利になりますので、勉強や計画、心や家の整理、リラックス、エネルギーの充電などがしやすくなります。
逆に体の外側、肉体の方はエネルギー不足になりやすいので、無理はしないように心がけましょう。

季節の変化と、体内のエネルギーの変化を事前に知り、流れに逆らわず健康に生きたいですね。





冬の準備をしましょう



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

10月8日から寒露に入りました。

最高気温が25℃以下、最低気温は15℃くらいになってきました。
今までの暑さが嘘のように、朝晩は寒く感じるようになってきました。

急激に寒くなったので、朝晩に体を冷やして体調を崩さないようにしましょう。

冬の準備をしましょう
11月7日の立冬から冬になります。
立冬の18日前の10月20日からは、秋の土用で季節の変わり目になります。

春夏はエネルギーを使い、秋冬はエネルギーを貯める。

冬、そして来年の春からしっかり活動できるように、今からエネルギーを充電していきましょう。

エネルギーの充電をスマホで例えると、アプリの消費電力や、本体の待機電力よりも充電器の方の容量が大きくないと充電できません。

人も同じで、頭や体を使い過ぎたり睡眠や食事が不足してるとエネルギーは貯まりません。

疲れがとれない、怠い、眠い、やる気が出ないなどの症状は、エネルギー不足によりなることが多い症状です。

まずは睡眠をしっかりとり、食事はよく噛んで食べましょう。
次に、怒りや悩みのエネルギー消費が大きい人は、深呼吸をして心を落ち着かせてから、全ての経験は学びであり、自然の流れであると思うようにしましょう。

我がまま、欲、見栄、自尊心などが苦しみやストレスの元となることが多いです。
それに自分で気付いて減らしていけると良いですね。

今を充実させて明日を楽に生きましょう。


10月の干支は甲戌。

太陽寒水司天、土運太過、太陰湿土在泉。
土運太過と太陰湿土在泉の同天符で土・湿が強くなる。
寒気、湿気にあてられ関節痛、腰下肢痛、重怠さがでやすい。

気象に注意して、湿気は乾かし、寒気は温めてやりましょう。





秋は収穫の季節



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

9月22日から秋分に入りました。
秋分は夏至から冬至のちょうど真ん中になります。
日の出が5時30分くらいで、日の入が17時30分くらい。
18時には真っ暗なので、暗くなるのがかなり早くなっている事を実感できますね。

最高気温は30℃を下回り、最低気温も20℃を下回るようになってきました。
陽気が減ってその分陰気が増えていきますね。

秋は収穫の季節
自然の流れとしては、春に発生した植物は、夏に成長して、秋に収穫され、冬に貯蔵されます。

秋に収穫されたものは、次の年に持ち越しても良い種と、悪い種とを選別されます。

人で言うと、今年の目標や計画などの結果について、その良し悪しを検討して来年に活かすということです。

もっと簡単に言うと、要るもの、要らないものを分ける。
断捨離や大掃除みたいなものですね。

秋冬は来年へと備えていく季節でもあります。

自分にとって本当に必要なものは何なのか?見栄やプライド、他人からの評価にばかり囚われていないか?一度客観的に自分を見つめ直してみましょう。

心身ともに滞りを減らして、楽に生きたいですね。





夏の疲れは秋に出る



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

9月7日から白露に入りました。
朝の気温が下がり、肌寒く感じることもあります。
湿度も夏のように高くないので、過ごしやすくなっていますね。

夏の疲れは秋に出る
夏に冷たいものばかり飲食すると内臓の機能を弱めたり、栄養のバランスが悪くなります。
また、過労や睡眠不足、熱中症になったりしても体力を落とします。

このようなことが積み重なると、次の季節である秋に全身にエネルギーがまわらなくなり、病気になります。

食中毒などすぐに症状の出るものは原因がわかりやすいです。
しかし、不摂生などで体力が落ちたり、体内のバランスを崩して症状が出るものはなかなか原因がわかりにくいです。

胃腸の調子が悪い、体がひきつる、眠い・怠いなどは、全身にエネルギーがまわっていない症状であることが多いです。

温かい消化に良いものを食べて、エネルギーを取り込み、早く休むことで回復力を上げましょう。

小さな不摂生が積み重なることにより体調を崩します。
大事になる前に病気を予防したいですね。


今月は癸酉の月です。
陽明燥金司天、火運不及、少陰君火在泉。

火運が弱いのにつけこんで、水気の寒冷が強くなれば、土気の雨が同程度の強さで報復する。

少陰君火在泉の火気が急激に来ると、咳、発熱、急激な発作などになりやすい。

天気に気を付け、季節のものをいただき、健康に過ごしましょう。





すべては自然現象



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

8月22日から処暑に入りました。

日中はまだまだ暑いですが、朝晩は涼しく感じるようになってきました。
また、稲刈りが始まり、鈴虫の鳴き声も聞こえるようになりました。
季節は進み、自然は確実に変化しているという事を感じられますね。

すべては自然現象
天気も地上の環境変化も、人も動植物も、地球や宇宙というレベルで見たら、同じ自然現象の一つにすぎません。

小さなことへの執着が少なくなれば、悩みや苦しみ怒りはグッと減ります。

自分の思い通りに物事が進まない時や、強いストレスを受けた時は深呼吸してからこの様に考えられると良いです。

客観的に物事をみて、執着心を出来るだけ減らして、楽にいきたいですね。





今年の後半は太陰湿土在泉



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

8月7日から立秋に入りました。
朝晩に少し涼しい風が吹くこともあり、少し前からヒグラシがよく鳴くようになりました。

日中は暑いですが、朝晩の犬の散歩中に、少しずつ季節の変化を感じられますね。

今年の後半は太陰湿土在泉
夏の土用の後半は局地豪雨が多く、ものすごく蒸し暑かったです。

梅雨は明けていますが、今年の後半( 大暑〜大寒 )は太陰湿土が在泉なので、湿気の影響が強くてもおかしくはありません。

大気の湿気( 雨水 )は地上では土( 養分 )となり、人体では脾胃( 栄養 )になります。
※黄帝内経素問 陰陽応象大論篇第五より

胃腸の調子を崩していたり、関節の調子が悪い、体が重いという人は湿気の影響を受けやすくなります。

また、甘い物を摂り過ぎたり、思いつめたり悩んだりし過ぎても胃腸の機能が滞り傷害されます。

胃腸の気の流れを正常にする治療や養生をしっかりおこない、これからの秋冬の季節を健康に過ごしたいですね。


8月7日からは壬・申の月。
少陽相火司天、木運太過、厥陰風木在泉。

同天符で風木の気が強く、目まい、体の側面のつっぱりが出やすい。
司天の炎暑が強いと、水の寒が報復して冷雨をふらせる。

暑・寒が急にきて、発熱や下痢になりやすいので注意しましょう。




健康情報ブログ 2024年度( 甲辰 )夏

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土用は胃腸の調子に注意



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

7月22日から大暑に入りました。
また、7月19日からは夏の土用に入っています。

最高気温が35℃くらいの日が続き、とても暑いですね。
ミンミンゼミも鳴き始め、夏本番という感じです。

土用は胃腸の調子に注意
立秋( 8月7日 )の前18日間は夏の土用。

季節の変わり目で、夏の気が一番強くなる時期です。

夏の気は成長、陽気( 外向き )の作用が強いので、その分エネルギーの消耗が激しくなります。

エネルギーの消耗は、食事や睡眠で回復できます。
暴飲暴食、偏食、夜更かしには要注意です。
胃腸の調子を崩すと、消化吸収が悪くなり夏バテします。

また、エアコンで室温を調整したり、涼しい服装、日陰や風を作る、涼しい時間帯に作業するなどして、体力の消耗を抑えることもできます。
しかし、寒いと感じたらもう冷えが体に入っているので、冷やし過ぎには注意しましょう。
汗をかいた後や夜中に冷えが体に入ると、風邪も一緒に入ってしまいます。

体力低下により体調を崩さないために、今の時期は体力の回復と消耗の軽減をメインに行動しましょう。





梅雨は水の通りを良くしましょう



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

7月6日から小暑に入りました。
最高気温が30℃を越える日が増え、少し動くだけで汗をかくようになりました。

梅雨で湿度が高いこともあり、気温以上に蒸し暑く感じます。

湿気が強い時期は、体に湿気がたまります。
手足が重怠くなり、胃腸の調子も崩しやすいです。

梅雨は水の通りを良くしましょう
湿気がこもると、重たい・詰まる系の症状がでやすくなります。

そうならないように、体内の代謝やエネルギーの輸送と密接な関わりのある胃腸を元気にしましょう。

1,暴飲暴食( 甘いもの、冷たいもの )で胃腸に負担をかけていませんか?
2,胃に穴が空くほど過労や考え過ぎになっていませんか?
3,夜更かしや偏食でエネルギー不足になっていませんか?

胃腸が弱っていると、体内に湿気がこもり、その結果で外の湿気をよけいに招き入れることになります。

季節の旬の物を食べて湿気をとり、未来・過去ではなく今現在の目の前の事に集中し、夜更かししない。

季節の気象変化に合わせて健康に生きられると良いですね。


今月の干支は辛未。
太陰湿土司天、水運不及、太陽寒水在泉。

水気の力が弱いのにつけこんで、土気の雨湿が強くなると、木気の風が同じ強さで報復する。

湿気により体が重怠い、むくみ、胸や腹のつまりなどになりやすい。

特に19日から夏の土用に入り、土気が強くなるので気象の変化に気を付けましょう。





夏至は陽気のピーク



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

6月21日から夏至に入りました。
日中の気温が30℃を超えるようになり、日差しがきつくなってきましたね。

ホタルも川にちらほら飛び、梅雨前のジャガイモの収穫も終わりました。

夏至は陽気のピーク
夏至は太陽が一番高く、日中の時間が一番長い時期です。

夏至を過ぎると冬至まで太陽が低くなっていき、日中の時間も短くなっていきます。

夏至は陽気が一番多い時期で、体の外が一番充実している時期です。
草木や野菜も太陽を受けてぐんぐん育ち充実します。

しかし、体の外にエネルギーが行き充実すると、体の中のエネルギーが不足して弱ります。

種イモがしわくちゃになったり、スマホの充電が減ったり、車のガソリンが減っていくのと同じですね。

陽気が多く体の外が充実している時こそ、体の内側がエネルギー不足になりやすいです。

汗をかき過ぎたり、明るいので夜更かしし過ぎたり、エネルギーを消耗し過ぎていませんか?
また、冷たいものを摂り過ぎて体の内側に負担をかけて、消化吸収を悪くしたり腹を壊したり夏バテになっていませんか?

陽気が多く動きやすい時期こそエネルギーを消耗しますので、食事・睡眠などのエネルギー回復には余計に気を付けましょう。





善し悪しは捉え方一つで変わる



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

6月5日から芒種に入りました。
夏至の前なので、日の出が早く( 4時30分 )、日の入が遅い( 19時 )ですね。

田植が終わると麦刈りが始まり、蒸し暑い日が出てくると蛍を見かけるようになりました。

自然は絶えず変化していますね。

善し悪しは捉え方一つで変わる
物事の善し悪しは、その人の捉え方一つで変わります。

天気や人間関係なども、自分がそれらをどう見ているかで変わります。

物事には善い面と悪い面があり、自分はどちら側を見ているのかということです。

雨は人にとっては服が濡れるけど、植物にとっては生きるための恵みの雨になります。
おしゃべりな人は賑やか、無口な人はお淑やかと見ることもできます。
ずけずけ言う人は正直、本音を隠す人は思慮深いとも言えます。

客観的に物事の善い面にも目を向けることができれば幸せに生きることができます。
逆に物事の悪い面にしか目を向けることができない人は、どれだけ恵まれていても不幸でしょう。
( 実害が出るほど激しいものは当然対処が必要です )

また、嫌な事は成長するための試練、レベルアップのための経験値。
自然現象は地球規模の変化で、必要なために起きる現象とも考えられます。

何を以て幸せなのかは人それぞれですが、考え方・捉え方一つで幸せになれると良いですよね。


6月5日からは庚午の月。

少陰君火司天、金運太過、陽明燥金在泉。

少陰君火の熱気と陽明燥金の涼気が交わり、体の上部に熱、下部に冷えによる異常が出やすい。

また、火生土、土生金の関係から湿気が強くなる。

胃の裏から上半身の硬さや滞りを軟らかくして、気の通りを良くしましょう。





今日が明日をつくる



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

5月20日から小満に入りました。
ずっと緑だった麦も黄色くなり、収穫の時期が近づいてきています。

植物を見ていると同じような毎日でも確実に変化していることがわかりますね。

今日が明日をつくる
食べたものから体がつくられるように、現在の積み重ねで明日ができます。

食事・睡眠の不摂生があると、それが積み重なるほどに体力の回復が遅くなっていきます。
( スマホのバッテリー充電が遅くなる&最大充電容量が減っていくイメージ )

過労があると、体力の消耗が早くなっていきます。
( スマホのバッテリー消耗が早くなるイメージ )

明日、来月、次の季節、来年、未来を健康に過ごしたい人は、現在の生活習慣や、不都合が起きた直前の行動をチェックして改善しましょう。

不調を起こす毎日を積み重ねてもどんどん悪化するだけです。

健康に過ごせるように少しずつ生活習慣を見直していきましょう。





夏は成長の季節



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

5月5日から立夏に入りました。
昨日から気温がぐっと上がり、日向では暑いくらいになりました。

田植も始まり、夜にはカエルの大合唱が聞こえます。
生命の活動が活発になっているのを感じますね。

夏は成長の季節
夏は太陽が出ている時間が長く、陽気が一番多い季節です。
そのおかげで全ての生命活動が活発になり、どんどん成長していく季節でもあります。

夏の季節は心身ともに、梅雨の時期のようにジメジメ鬱積させず、夏の時期のようにカラッとするのが良いです。

植物を見習って、心も体も甘い汁ばかり吸って蔓ボケしないように、目標に向かって真っすぐに伸びましょう。

また、肥料が多いと虫がつきやすくなり、病気も増えます。
植物から学ぶことは多いですね。


5月5日からは己巳の月。
厥陰風木司天、土運不及、少陽相火在泉。

土が弱いのにつけ込んで、木の風( 動く象 )が強くなると、金の涼しさが同じ程度の強さで報復する。
涼しさが強すぎると今度は火の熱が同じ程度の強さで報復する。

木が強いと目まい・耳鳴り、火が強いと熱病などの症状になりやすいです。

天気の変化についていけるように、生活習慣を少しずつ改善して、体力を充実させましょう。




健康情報ブログ 2024年度( 甲辰 )春

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春の土用に体の準備を



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

4月19日から穀雨に入りました。
最高気温が25℃になる日もあり、やっと気温が上がり始めました。

毎日犬の散歩をしていると、気温に合わせて麦の穂が出てきていたり、草がニョキニョキ伸びていることがよくわかります。

春夏はエネルギーに溢れていますね。

春の土用に体の準備を
毎日の変化が積み重なって季節が変わります。

地球が太陽の光で少しずつ温められて春から夏になる。

春は色んなものが生まれて動き出し、夏になるとそれらが成長します。

当たり前ですが、生まれて動いていないものは、成長もしませんよね。

人の体も同じです。

春の季節に体の準備ができていれば、夏の季節にはしっかり活動することができます。
体が自由に動かせる状態なら、全身に血液( エネルギー )がめぐりやすくなり、全てのパフォーマンスが向上します。

逆にスタート地点にすら立てていなければ、しっかり活動することはできません。
体が自由に動かず、全身に血液( エネルギー )がめぐらず、全てのパフォーマンスが低下します。

5月5日の立夏まではもう少し時間があります。

夏の季節に向けて、体操やストレッチ、疲れをとるために早めの就寝、栄養を補充するための旬な食材などで、体の準備をしましょう。

毎日の変化に対応できる体力を維持して、健康に生きたいですね。





寒暖の差で体調不良



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

4月4日から清明に入りました。
最高気温は少しずつ上がってきていますが、最低気温はまだ一桁のことが多く、朝晩は寒いですね。

平均気温が低いので桜の開花も遅くなっています。
今年の前半( 大寒〜大暑 )の気象は、辰年の太陽寒水司天の影響で、やはり寒いみたいですね。

寒暖の差で体調不良
太陽が出ると暖かいのですが、曇っていると寒い。
その温度差で体力を奪われ、風邪をひいたり体がだるくなったりして、体調不良になりやすくなっています。

手足が冷たいな・寒いなと思ったら、もう冷えは体に入っています。
汗をかくほど厚着はしなくても良いですが、手足が冷たくなるほど体を冷やすのは避けたいですね。

天気予報で気温を確認して、体温調節をしやすい服装を心掛けましょう。
( マフラーやホッカイロはピンポイントで温めることができ、すぐに外すこともできるので、持っていると便利です )

また、早寝&旬の食材を食べて体力を回復させると、寒暖の差に負けにくくなります。

寒暖の差に負けない体力を保ち、健康に過ごしましょう。


4月4日の清明からは戊辰の月。

太陽寒水司天、火運太過、太陰湿土在泉。

火運太過で暑くなりたいが、太陽寒水に抑えられる。
寒気により熱が中にこもり、胸や腹がつまったり、腫物、下痢になりやすくなる。

寒気や湿気が体にこもらないように、服装や環境に気を付け、食事や風呂でじんわり汗を出し、病を予防しましょう。





ウォーミングアップをして体を緩めましょう



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

3月20日から春分に入ります。
春分は昼と夜の長さが同じ。
そして、春分からは昼の時間の方が長くなっていきます。

太陽の出ている時間が増えると、それに合わせて動・植物も活発に動き始めます。
植物はすくすく育ち、虫も増えてきます。

人でいうと朝の6時に相当し、起床する時間。
布団から出て動き始める時間ですね。

ウォーミングアップをして体を緩めましょう
春分からは陽気が増えて暖かくなるので、体は動かしやすくなります。

しかし、冬の間に固まった体を急に動かすと、筋肉が上手く動かないのでケガをします。

起床時はすぐに動けません。
それと同じように、冬の間に固まった体はラジオ体操やウォーキングなどで、ウォーミングアップをして緩めましょう。
( 寒暖の差はまだありますが、太陽さえ出ていれば陽気も体を暖めてくれます )

季節の気象変化に合わせて、無理なく健康に過ごしましょう。





背筋を伸ばして肩こり対策



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

3月5日から啓蟄に入ります。
雪が降るほど寒い日がしばらく続き、冬に逆戻りしたような気温になりましたね。

しかし、季節は確実に進んでいます。

毎朝6時に犬の散歩をしていますが、最近は懐中電灯がなくても大丈夫なくらい明るくなりました。

一日毎に季節が変化していることを感じられますね。

暑さ寒さも彼岸まで。あともう少しで陽気の方が強くなります。

背筋を伸ばして肩こり対策
背骨は頭から体への神経の通り道であり、督脈という大事な気の通り道でもあります。

また、身体を支える大黒柱でもあります。
大黒柱が傾いていたら建物は荷重に耐えられず、崩れていきますよね。

曲がりくねった道を進むより、真っすぐな道を進んだ方が早いし疲れません。

箒やスコップ、箸を使う時も、曲がっているよりも真っすぐの方が力が伝わりやすく楽ですよね。

当然、人の体も背筋が真っすぐになっている方が疲れにくく安定し、力も伝わりやすくなります。

剣道や書道や茶道はもちろん、スポーツなどでもトップの人は背筋が伸びていて姿勢が良いです。

逆に背筋が曲がっていると疲れやすく安定せず、力が余計に必要になります。
分かりやすく言うと、疲れが抜けないので体力の低下、力が余計に必要になるので体の硬さ、安定性が下がるのでふらつくなどのパフォーマンス低下が発生します。

特にPC作業などで、長時間同じ姿勢が続く人は背筋が曲がりやすいので、上記のパフォーマンス低下が日常的に起きやすいです。

対策
・背筋を伸ばすことを朝昼晩と意識する。
体は意識するだけで、そのようになろうとします。

・良いパフォーマンスを維持したい人、早く体調を改善したい人は、一時間に一回くらいの頻度で、両手を上に伸ばして背筋を伸ばす。
体が固まらないように強制的に背筋を伸ばします。

背筋が伸びれば疲れにくくなるだけではなく、神経や気のめぐりも良くなるので、頭の活性化や自律神経の乱れにも効果が期待できます。

誰でも簡単に無料で実施できる方法なので、肩こりや体の疲れが抜けない人はさっそく明日から背筋伸ばしにチャレンジしましょう。


三月は干支は丁卯。

陽明燥金司天、木運不及、少陰君火在泉。

木の性質が弱いのにつけ込んで、金気の清涼が強くなると、火気の暑熱が同程度の強さで報復します。
基本涼しく、涼しすぎると暑くなる。

金気の清涼の乾燥が強くなると咳やのどの症状や冷えが強くなり、火気の暑熱の熱が強くなると熱病が増えるでしょう。

今月も寒暖差が強いかもしれませんので、体を冷やし過ぎないように室温や衣類には気を付けましょう。
また、旬の物を食べて、体力を補充して気象の変化についていけるようにしましょう。





食べて寝るだけでOK



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

2月19日から雨水に入りました。
最低気温1℃の日や、最高気温が20℃の日があったりして、温度差が激しいですね。

気温が急に上がると体に熱がこもったり、花粉などがたくさん飛んだりして、花粉症や熱がでる病が増えます。

また、急に気温が上がると、元に戻すために同じだけ急に気温が下がるので、温度差についていけない人は風邪にかかりやすくなります。

食べて寝るだけでOK
温度変化、環境の変化に体がついていけない人は、変化に対応するだけの体力( エネルギー )が足りなくなっている状態です。

季節の変わり目に体調を崩しやすい人、花粉症の人は、飲食・睡眠を改善して病気に負けない体力を取り戻しましょう。

飲食については、胃腸の負担を軽くするために、腹八分目でよく噛む。
アレルギーや炎症症状を軽くしたいなら、熱を上げる甘いもの・アルコール類は控える。
旬の物から季節の気をいただき、出汁や煮込み料理でエネルギーの元を補充する。

睡眠については、夜更かししないように努力しましょう。
いきなり早く寝ることはできないと思うので、できる範囲で早く目を閉じて横になるようにしていきましょう。
意識がなくならなくても、目を閉じて横になるだけで体力は回復します。

ほんの少しの変化ですが、毎日のことなので、時間が経てば経つほど、やるやらないの差が出てきます。

老後に向けて、今から体力貯金をしておきましょう。





春は全てが発生する季節



こんにちは! しばた鍼灸院の柴田です。

2月4日から立春になりました。
太陽とともに気温も上がってきており、少しずつ春になっている事を感じられます。

このまま雪が降らなければ楽で良いですね。

春は全てが発生する季節
植物でいうと、春は土から芽が出てくる時期になります。
人でいうと、計画を実際に実行する・行動に移す時期になります。

秋冬に蓄えたエネルギーを春夏に使い、花を咲かせて来年の実を付ける。
これが自然のサイクルです。

新年に立てた目標や去年から計画していた事、今年から始めたいことなど、春はとりあえずやってみようの精神で過ごすと、春の季節の気( 性質 )に合っており良いです。

春の気は全てのものの発生なので、緊張させたり、理屈をこねて雁字搦めにして行動できない・させないという事がないようにしましょう。

季節の気の流れに合った生活をして、元気に過ごしたいですね。


2月の干支は丙寅。
少陽相火司天、水運太過、厥陰風木在泉。

司天の火熱が強く、在泉の風が万物をかき乱せば気温が上がる。
火があまり強いと、水の寒が報復し寒くなる。

気温の上下が激しくなるかもしれないので、体の中を冷やし過ぎないよう、服装・食事に注意しましょう。




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